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ユニークユーザー（UU）とは？その意味や仕組みをわかりやすく解説
ウェブサイトやアプリの運営者は、自分のサービスがどれだけ利用されているかを把握するために、さまざまな指標を利用します。その中でも、ユニークユーザー（UU）は、サービスの利用者数や規模を表す重要な指標です。しかし、ユニークユーザー（UU）という言葉は、一見するとわかりにくいかもしれません。そもそも、ユニークとは何を意味するのでしょうか？また、ユニークユーザー（UU）はどのように計測されるのでしょうか？この記事では、これらの疑問に答えるために、ユニークユーザー（UU）の定義や仕組みを解説します。さらに、ユニークユーザー（UU）と間違えやすい用語についても比較してみます。
ユニークユーザー（UU）とは、ウェブサイトやアプリを一定期間内に訪れた人数のことです。例えば、あるウェブサイトが1日に1000人のユニークユーザー（UU）を獲得したという場合、そのウェブサイトを1日の間に1000人の異なる人が訪れたということになります。同じ人が何度も訪れても、1人としてカウントされます。つまり、ユニークユーザー（UU）は、重複を除いた訪問者数を表します。
では、どのようにしてウェブサイトやアプリは、訪問者が重複しているかどうかを判断するのでしょうか？その仕組みは、主に2種類あります。ひとつはCookie（クッキー）を利用する方法です。Cookieとは、ウェブサイトが訪問者のブラウザに保存する小さなデータファイルのことです。Cookieには、訪問者の識別情報や設定情報などが記録されています。ウェブサイトは、Cookieを読み取ることで、訪問者が初めて来た人なのか、以前に来たことがある人なのかを判別できます。Cookieを利用する方法は、パソコンやスマートフォンなどのデバイスごとにユニークユーザー（UU）を計測できるという利点があります。しかし、Cookieは訪問者が削除したり、ブラウザの設定で拒否したりすることができるため、正確なユニークユーザー（UU）数を把握するのは難しいという欠点もあります。
もうひとつはログインIDを利用する方法です。ログインIDとは、ウェブサイトやアプリに会員登録をする際に設定するユーザー名やメールアドレスなどのことです。ログインIDは、訪問者の個人情報を保護するために、暗号化されたり、一部のみ表示されたりします。ウェブサイトやアプリは、ログインIDを利用することで、訪問者が重複しているかどうかを判断できます。ログインIDを利用する方法は、Cookieを利用する方法よりも正確なユニークユーザー（UU）数を把握できるという利点があります。しかし、ログインIDを利用する方法は、会員登録が必要なウェブサイトやアプリに限られるため、全てのサービスで適用できるわけではありません。
ユニークユーザー（UU）は、ウェブサイトの分析において重要な指標ですが、他にも似たような用語があります。ここでは、ユニークユーザー（UU）と間違えやすい用語を紹介し、それぞれの違いを説明します。
セッションとは、一定期間内に同じユニークユーザーがウェブサイトに訪れた回数を表す指標です。例えば、1日のセッションは、その日に同じ人が何回ウェブサイトに訪れたかを示します。ただし、一定時間（通常は30分）以上アクティビティがなかった場合は、新しいセッションとしてカウントされます。つまり、セッションは、ウェブサイトの「訪問回数」を表すと言えます。
ページビュー（PV）とは、一定期間内に表示されたウェブページの数を表す指標です。例えば、1日のページビューは、その日に表示されたウェブページの数を示します。ただし、同じページを何度も表示しても1回としてカウントされます。つまり、ページビューは、ウェブサイトの「閲覧量」を表すと言えます。
トラフィックとは、一定期間内にウェブサイトに流入したデータ量を表す指標です。例えば、1日のトラフィックは、その日にウェブサイトに送られたデータ量を示します。トラフィックは、画像や動画などのコンテンツのサイズによって変わります。つまり、トラフィックは、ウェブサイトの「通信量」を表すと言えます。
アクセスとは、一定期間内にウェブサイトにリクエストが送られた回数を表す指標です。例えば、1日のアクセスは、その日にウェブサイトにリクエストが送られた回数を示します。アクセスは、ページビューと似ていますが、ページビューは表示されたページの数をカウントするのに対し、アクセスはリクエストが送られたページの数をカウントします。つまり、アクセスは、ウェブサイトの「要求量」を表すと言えます。
今回は、ユニークユーザー（UU）について、その意味や仕組みをわかりやすく解説しました。ユニークユーザー（UU）は、ウェブサイトの「訪問者数」を表す指標であり、Cookieをもとに計測されます。また、ユニークユーザー（UU）と間違えやすい用語として、セッション（訪問回数）、ページビュー（閲覧量）、トラフィック（通信量）、アクセス（要求量）などがありますが、それぞれ異なる意味や計測方法を持っています。ウェブサイトの分析においては、これらの指標を正しく理解し、適切に活用することが重要です。
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