COLUMN
コラム
【Yahoo!リスティング広告】広告の掲載順位を左右する「入札」と「品質」
広告の掲載順位を決まる大きな要素である入札価格について確認します。
入札の条件となる最低入札価格は日々変動するため、定期的な広告の手入れが大切になります。
スポンサードサーチでは、キーワードを追加する際、そのキーワードごとにクリックされた時に支払う上限の広告料金をあらかじめ決定しておきます。この操作を入札といい、ここで決めた入札額と広告の品質によって、広告が掲載される順位が決定します。
ユーザーは通常、検索結果ページを上から順に見ていくので、より上位に掲載された方が目立ちやすく、クリックされやすいといえます。
入札は1円単位でできますが、最低入札価格はキーワードごとに異なります。最低入札価格は1円から、入札価格の上限は9,999円となり、需要が高く競合相手の多いキーワードほど最低入札価格は高く、検索数が多くないニッチなキーワードほど低く設定されるのが普通です。キーワードへの入札価格が最低入札価格を下回っていると、管理画面で掲載オフのアラートが表示され、適切な価格で再度入札しない限り、そのキーワードで検索されても広告が表示されない状態になってしまいます。
この最低入札価格は固定ではなく、広告品質をはじめとした様々な要因により変動する可能性があり、最低入札価格が上がり、現在の入札価格よりも高くなってしまった場合は、そのままにしておくと広告の掲載が止まってしまいます。停止する前に、お知らせ画面とメールにアラートが通知されるので、数日間ある猶予期間の内に、入札価格の見直しをする必要があります。
最低入札価格の変動は広告費を高騰させることが狙いなのではなく、より良い広告をユーザーに提供する施策の一環として行われております。最低入札価格は、広告の品質を高く保つことで、現状を維持できるだけでなく、今より下がることもあるので、入札価格を下げて広告費を抑えたいと考える広告主には、広告の内容を常に改善する動機が生まれます。このように、広告に日々手が入り、品質が改善されていくことが、ひいてはユーザーの利益につながるという考えに基づかれています。
広告の品質はより良い広告をユーザーに提供していく上で重要な要素です。
5段階の品質インデックスであらわされ、高く保つことで広告主は様々なメリットを受けることができます。
スポンサードサーチの広告の掲載順位や入札単価に影響を与える、もう一つの大きな要素が広告品質です。これは出稿している広告一つ一つにYahoo!リスティング広告から付けられる評価で、品質インデックスと呼ばれる、5を最高とした1~5段階のインジケータが目安になります。
実際の掲載順位は、入札単価と、この広告の品質の掛け合わせで決定します。
高い品質インデックスが付けられた広告は、検索ユーザーにとって有益な情報を提供する「 良い広告」ということになり、関連付けられたキーワードは広告費について、メリットを受けることができます。
1)キーワードの最低入札価格への影響
広告を表示させるキーワードの最低入札単価が下がり、より低価格から入札できる可能性があります。競合相手がほとんどいないニッチなキーワードを広く登録したいときなど有利になります。
2)掲載順にへの影響
広告の掲載順位は、入札額×広告の品質の複合要素で決まります。同じキーワードに入札している競合他社より自社の入札価格が若干低くても、広告の品質が上回っていれば広告がより上位に表示される可能性が高くなります。
3)クリック単価への影響
入札価格よりも実際の課金額が安くなる可能背があり、1クリックあたりの広告単価が低下します。どれぐらい下がっているかを管理画面から確認することはできませんのでキーワードの平均CPCなどから推測しましょう。
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