SNSマーケティング

LINEの法人向けアカウント「LINE公式アカウント」とは

LINEの法人向けアカウント「LINE公式アカウント」とは

みなさんが普段利用されているLINEには「LINE@」というサービスがあります。
また、法人向けアカウントとして「LINE公式アカウント」というのがあります。

以前は、この「LINE@」と「LINE公式アカウント」が別々のサービスだったのですが、実は2019年春よりサービスを「LINE公式アカウント」に統合されています。

すでにLINEで「LINE公式アカウント」や「LINE@」を開設している企業のSNS担当者にとって気になるのは、サービス統合による手続きや、サービスの変更点などがあると思います。

新プランへの移行手続き

すでにLINE@でアカウントを開設している企業のSNS担当者は、2019年7月中旬~2020年1月13日に管理画面より新プランへ移行手続きする必要があります。まだ、作業が完了していない方は、期間内に完了させましょう。

FireShot Capture 042 - LINE@のサービス統合の紹介ページ|LINE for Business - www.linebiz.com

参照)https://www.linebiz.com/lineat_migration/

※備考
■2019年4月18日の段階で「LINE@」の新規アカウント受付けは終了しています。
■2019年4月18日~2020年1月13日の間に、「LINE@」のアカウントは「LINE公式アカウント」へ、アカウント管理者のタイミングで移行手続きが出来ます。 この期間に、管理画面の「LINE@MANAGER」や「LINE@アプリ」に移行案内が表示されるようです。
■注意点としては、この移行案内が表示されている間は、管理画面の操作ができなくなるため、LINE運用が止まることになるため、結局は担当者の方は直ぐに移行設定が必要となります。
■そして、来年2020年1月14日~LINE社による強制移行がスタートします。
LINE@の料金プランに関わらず、LINE公式アカウントのフリープランに変更されるそうです。

サービス移行にあたって個別の事前通知等はないため、これからもLINEの公式発表はチェックしておく必要がありそうです。
参照)http://blog-at.line.me/archives/53602323.html

「LINE公式アカウント」と「LINE@」の違いについて

「LINE@」しか利用したことがない方や、これから「LINE公式アカウント」を活用していこうという方は、「LINE公式アカウント」と「LINE@」の違いが理解しにくいかもしれません。

では、早速確認していきましょう!

■LINE@について

中小企業や個人向け設定されたサービスで、サービスを開始して6年(2018年)で、 LINE@の全アカウントが合計300万件以上となり、 主に飲食、小売り、美容サービスなどの業態で利用が伸びた中小規模ビジネス向けのSNSサービスです。
参照)https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2574

料金プランは、「フリー」プランは月額0円から始められるところが魅力的でした。 さらに、「ベーシック」、「プロ(API)」プランがあり、有料となっても割と少額で動画メッセージなどが送信できるのも魅力です。

<プラン>

フリー:0円/月額(メッセージ配信:ターゲットリーチ数×吹き出し数1,000通まで)
ベーシック:5,500円/月額(ターゲットリーチ数5,000人以内は無制限で配信可能)
プロ(API):22,000円/月額(ターゲットリーチ数100,000人以内は無制限で配信可能)
詳しくは以下URLよりご確認ください。
参照)https://at.line.me/jp/plan?utm_source=blog&utm_medium=menubar&utm_content=blog_menubar_plan&utm_campaign=menubar

今回、いちばん気になるのは、「LINE@」のフリープランで無料で利用できた機能は「LINE公式アカウント」に統合後も利用できるのか?というところですよね。
ご安心ください、詳細は省略しますが、いままで通り継続して利用可能のようです。
参照)https://www.linebiz.com/jp/download/#anc56

<「統計情報」>

「LINE@」への登録数やブロック数・ホーム(タイムライン)へのアクセス情報を統計上から確認できた「統計情報」はどうやら無くなるようですが、レポート機能は提供されるようで、「メッセージレポート」、「友だち数レポート」、「タイムラインレポート」でアカウント運用データは得られるようです。
注意点は、「LINE@」の「統計情報」のデータは、サービス移行後の「LINE公式アカウント」へは引き継がれないため、移行前にダウンロードしておくことをお勧めします。

<「リサーチページ」>

「リサーチページ」のようなアンケート機能については、代わりとなる機能があるかどうかは触れられていません。また、こちらも「LINE@」でのデータは、サービス移行後の「LINE公式アカウント」へ引き継がれないので移行前にデータをダウンロードすることをお勧めします。

■LINE公式アカウントについて

今までの「LINE公式アカウント」は、大企業向けのSNSサービスでした。
基本月額料が250万円で、メッセージ配信「友だち」数によって追加料金が発生するため、SNSマーケティングに予算を、しっかり確保できる企業に特化したサービスメニューでした。

有名企業や有名商材であればLINEの唯一の壁である「友だち」登録にも苦労はなく、開封率が高いLINEでの投稿は有益であったのと、高額ではありますが「公式アカウント」として表示され、さらに有料(オプション)ではありますがON-AIR機能やプロモーションスタンプなど機能が充実しています。
参照)https://www.linebiz.com/jp/service/line-account-connect/

■LINE公式アカウントへ統合後の料金プランとサービス内容

サービス統合後の料金プランは「LINE@」と変わらず、「フリープラン」、「ライトプラン」、「スタンダートプラン」の3プランとなっています。

FireShot Capture 043 - LINE@のサービス統合の紹介ページ|LINE for Business - www.linebiz.com

参照)https://www.linebiz.com/lineat_migration/

■LINE公式アカウントへの強制サービス移行時の料金プランについて

固定の月額料金が、「LINE@」利用時よりも増えるということはありませんが、追加料金に変更があるので、メッセージ量の多い企業は特に注意が必要になります。

FireShot Capture 044 - 【重要】LINE公式アカウントへの強制サービス移行時の料金プランについて _ LINE@公式ブログ - ラインアットの最新情報や成功事例を_ - blog-at.line.me

参照)http://blog-at.line.me/archives/53720969.html

■プレミアムIDは再登録が必要

アカウントを開設すると自動で付与され、付与されたままのIDの場合は文字がランダムなアルファベットのスタイルとなります。

「プレミアムID」はそのLINE IDを、アカウント運営側が自分の好みでアルファベットのIDを設定できるようになります。多くの企業は社名や商品名にしています。

そもそものランダムに付与されていたIDを利用:そのままで「ベーシックID」に。
プレミアムIDを利用:移行時に新たに「ベーシックID」というランダムなIDが付与されるため、改めて有料でプレミアIDを設定する必要が生じます。

■QRコードは再取得が必要

2020年3月末までは現状のQRコードが利用可能。それ以降利用される場合は、「 LINE 公式アカウント」の Web 版管理画面または管理アプリより再取得が必要となります。

■アカウントタイプが3段階に変更

「LINE@」では、LINE社より審査を通ったアカウントには「認証済みアカウント」バッチを付与していました。サービス統合後には、新たに3段階のアカウントタイプが設定されることになります。
<現在のアカウントタイプ>
・認証済アカウント
・一般アカウント
<統合後のアカウントタイプ>
プレミアムアカウント
・プレミアムアカウント:「プレミアアカウント」はLINE社により「認証済アカウント」の中から特に優良なアカウントとして特別な審査を経て自動付与されます。
・認証済アカウント:企業アカウントであれば取得することをおススメします。審査を通過するとLINEアプリ内で検索結果に表示されます。
・一般アカウント:「LINE@」を開設した際の初期アカウントです。

統合後のメリット・デメリット

■メリット

・「LINE@」アカウントのフリープランでは利用できなかった機能が利用可能に
「LINE@」では有料だった「動画メッセージ」「音声メッセージ」「ターゲティングメッセージ」の配信が可能になることで、ユーザーへのアプローチの幅が広がります。
・料金が安くなる

■デメリット

・メッセージ配信の追加料金制度が従量課金制に
「LINE公式アカウント」を利用し、「友だち」が多かったアカウントは、メッセージ配信数も多かったはずなので、移行後は追加料金が発生しまうため、料金改定により負担が増えてしまうケースがあるようです。

来年の2020年1月14日からのLINE社による強制移行スタートまで、自社で移行の手続きを完了させておきましょう。また、今まで活用しきれていなかった方は、これを気に活用していってみてはいかがでしょうか?